ベラの語源は「真実」
これまで日本ではアロエといえばキダチアロエのことでした。ところが欧米ではアロエといえばアロエベラのことを指します。最近では欧米のブームを受けて日本でも「もう一つのアロエ」として注目されてきました。
 アロエベラは学名を「アロエ・バルバデンシス・ミラー」といいます。植物学者のミラーがバルバデンシス=西インド諸島のバルバドス島に自生するアロエの一種」と名づけ、学会で認められたためこれが正式名称になりました。
 「ベラ」の愛称は約200年前に植物学者リンネが「ベラこそが真実のアロエ」=「アロエ・ベラ・リンネ」と名づけ、紹介したことで広く使われるようになったものです。
 ベラとキダチの有効成分は似通っていますが、ゼリー部分の多糖体はベラのほうが多いことから病弱な人の体質改善や免疫機能の強化、抗ガン作用についてはキダチよりもベラのほうが有効だといわれています。
■放射線のやけどにも
ビキニ沖で被爆した第五福竜丸の船員の治療薬としてもベラが用いられています。このときの治療結果とその後の研究によって1953年に『キャンサー』という医学雑誌に「ベータ線による試験的放射線皮膚炎、第5編・アロエベラの治療作用に対する組織病理学的研究」という論文として発表され、その中でベラが放射線によるやけどに対して著しい効果を上げたことを報告しています。
 この論文と1969年に添田百枝博士らが発表したキダチアロエの効能に関する研究とは、アロエの細胞賦活作用について、学問的に証明したものといえます。
■数多くの効能
他のページにも列挙しましたが、ベラには数多くの効能があります。
 様々な症状に対応することから、アロエには「医者要らず」の別名がありますが、その作用の多くは細胞賦活作用と免疫能力増進作用に求めることが出来るのではないかと考えられています。